人生のやり直しを考え、このブログにたどり着いて下さった40代のみなさま、ようこそお越しくださいました。
今日はここにたどり着いて下さっただけで、あなたは大きな1歩を踏み出されたのですよ。
40代になってくると、職場でも責任あるポジションにつくようになる一方で、若い人材が活躍し始め、時代の変化についていけないと感じる場面も増えてきますよね。
また、家庭においては教育費の負担が徐々に大きくなり、
「このままでやっていけるのだろうか」
と不安になる時期でもあるでしょう。
ですから、自分のスキルを高めたり、よりお給料の高い職場を求めて資格の取得を考える方も少なくないでしょう。
しかし、40代になると覚えることも大変になってきますし、
「資格を取ったところで、この歳では転職も無理だろう」
と諦めてはいませんか?
大丈夫です。
私自身、趣味は資格取得と言えるほど、これまでに様々な資格を取得してきました。
現在も行政書士資格の取得を目指して勉強中で、その実現後は、CFP、社労士資格の取得と次の目標も決めています。
今日は私がこれまでに勉強し、取得してきた資格の中から、人生のやり直しにぴったりの資格3つをご紹介します。
簿記2級
私が簿記2級を取得したのは昨年の11月のことです。
それよりもずいぶんと前に3級を取得しており、税理士事務所へと転職しました。
しかし、実際に入社してからは3級の知識では理解が難しい部分も多く、2級の取得に至ったという訳です。
転職活動においても2級を求められる事務所の方が圧倒的に多数です。
経理関係のお仕事への転職を考えられている場合は2級の取得を目指されることをオススメします。
92歳で現役の総務課長としてギネスに認定された玉置泰子さんは、現在も現役バリバリでパソコンを使いこなし経理のお仕事をされていますから、経理は長く働ける資格であることも分かりますね。
簿記の2級と3級の違いは工業簿記があるかないかという差がよく言われます。
しかし私はそれよりも、社会のお金の仕組みがより詳しく分かるという点に2級を取得する意義があると考えています。
簿記を勉強すると、財務諸表といわれる会社のお金にまつわる書類が読み取れるようになります。
自分が勤めている会社の経営状況をより明確に把握できますので、社内でのキャリアアップにもつながるでしょう。
また、株式投資などを考えている方にとっては、この財務諸表を読み取る力が投資する会社を選ぶ上でとても重要となります。
このようなことからも、簿記の資格取得を考えている方は、ぜひ2級にチャレンジすることをオススメします。
調剤薬局事務
調剤薬局事務の資格は昔から
「どこでも働けて有利だ」
と言われていますよね。
実際に私も同じような理由で、次男を妊娠中に調剤薬局事務の資格を取得しました。
正直、実務上は資格がなくてもパソコンの指示に従って入力をしていけば仕事はできてしまいます。
しかし、その一つ一つの操作の意味を深く知っているかどうかでキャリアアップができるか否かを左右するといっても過言ではありません。
実は調剤薬局事務の仕事は、ずっと勉強をし続けなければいけない仕事です。
2年に1度、調剤報酬改定というものがありますので、その度に知識をアップデートしていかなければ仕事ができません。
その改定内容も、分かりにくい日本語でたくさんの内容を解釈していかなければなりませんので、基礎知識がなければ読み解くのが難しいと感じてしまいます。
しかし資格を取得していれば、難しい条文もきちんと理解できるようになりますので、調剤報酬改定という場面では、薬局を支える薬剤師さんよりも頼りにされる存在になることができます。
このようなことをお話しすると、難しくて覚えられないと思われるかもしれませんね。
でも、40代で初めて調剤薬局の仕事に就いたという方もとても多いので、心配することはありません。
また、現代における調剤薬局の仕事は、薬局の中から外へ飛び出し、在宅療養を支える大事なポジションへと移り変わっています。
自然と介護のことも分かるようになりますので、自分が介護をするようになった時、介護を受ける立場になった時にも非常に役立ちます
もちろん、お薬の知識、健康に関する知識も身に着きますので、生活の中のいろんな場面であなたを助けてくれますよ。
ファイナンシャル・プランナー
私は現在、独立系ファイナンシャル・プランナー(以下、FP)として起業し活動しています。
ですからもちろん、ファイナンシャル・プランニング技能士の資格取得をオススメしないわけにはいきませんよね。
FPの良いところは、様々な場所で活躍できることです。
一般にFPというと、保険会社などへの就職をイメージされるでしょう。
しかし実際には、私のように保険会社や金融機関に属さず、様々な場所で活躍しているFPが数多くいます。
少子高齢化が進み平均寿命が延びている影響で、将来の年金不足が叫ばれ、家計に不安を覚えている家庭が数多くあります。
また、学校教育の場で金融教育が進められている一方でFPの数が足りていないとも言われています。
私は現在、自分が過去に医療や介護に携わっていた経験を活かし、がん患者様をサポートできるFPになるべく、勉強を続けている真っ只中です。
このように、FPは自分のこれまでのキャリアを掛け合わせてオリジナルの強みをもって活動することも可能です。
またFPは、仕事として活用しなくても、資格を取得する課程の中で、自分の家計を客観的にみる力が身に着きます。
税金の知識は節税に役立ちますし、金融資産の知識は資産運用に役立ちます。
相続に関する知識なども身に着きますので、確実にあなたの人生を豊かにする一助となるでしょう。
まとめ
- 40代におすすめする資格は、簿記2級、調剤薬局事務、ファイナンシャル・プランナーの3つ
- 自分の身の回りに密接に関係する知識は、仕事だけでなく、人生を豊かにすることに役立つ
私はこれまでに様々な分野の資格を取得してきましたが、どの資格も自分の人生の無駄になっているものは一つもありません。
確かに歳を重ねるごとに、覚えることは難しくなってきていると感じることもあります。
思うように点数が伸びず、諦めようかなと思う時だってあります。
まさに今がそうです(笑)
しかし、たとえ不合格であっても、自分の知識として残るものは必ずあります。
それは人生における財産だと私は考えます。
知らなかったことを知ることで、新しい視点を持つことができ、人生が変わって見えてくるのです。
そしてどんどん世界が広がります。
今、私がこうしてあなたに様々なことをお伝えできるのも、全ては一歩踏み出したからです。
人生はいつからだってやり直せます!
今こそ、もう一歩踏み出してみませんか?